複利の恐ろしいまでの力

皆さん、こんにちは。

 投資をしている方は知っている人も多いと思いますが、利息には単利と複利があり複利の力はその中でも絶大です。

 単利とは最初の元本に対して、利息が付くものです。

 複利とは元本により発生した利息が、次の元本に組み込まれその増えた元本に利息が付きそれを繰り返し増えるものです。

 複利の力は初めは差は小さいものですが、時間の経過とともに大きくなり加速していきます。
 ここで例を挙げて比較してみたいと思います。
(条件)*円で計算
①単利10%・元本100万・期間10年
②複利10%・元本100万・期間10年
③複利15%・元本100万・期間10年
④複利20%・元本100万・期間10年

(結果)/満期時の資金/増加分/元金からの増加分の倍率の順に記載
①100万⇒⇒⇒200万       
          100万 
             2倍

②100万⇒⇒⇒259万3740
                   159万3740
                 2.5937倍

③100万⇒⇒⇒404万5551
                    304万5551
                  4.0456倍

⑤100万⇒⇒⇒619万1734
                   519万1734
                 6.1917倍

 この様に差が大きく、時間の経過とともに力強くなる。もし、あなたが少しずつでも投資に使える資金を定期的に投入出来るなら複利の力はより巨大になる。
 また、日ごろから学び運用成績が少しでも上向けば更に力強くなる。

 あなたの御子息がいて、お金を残したい場合(企業にもいえる)複利の原理を理解することで後世の代にわたり資産の増加が見込める。
 
 複利の考えはお金だけではなく(株式などの金融商品)、人にもみいえる。一人100万を投じて社員を教育し、その結果1000万の利益を上げた場合、1000万で10人再び同じ教育を施したとすれば次回の利益は1億であるそうやって大きく増えていく。(単純計算だが)これは、新規の設備投資や・効率化・社員の意識向上でもいえる。

 皆さんの少しの節約や、日々の学び、収入の増加、運用成績の向上が長期的目線でみれば大きな差になり、結果的には短期の成績も向上することにつながる。(初めは上手くいかなくても)

 経済の世界で成功している方は、ほとんどがこの力を使っている。(若く成功しているスポーツ選手や、ITなどの世界で成功している人も始めた頃から考えれば経歴は長くベテランといえる)
 世界の億万長者の殆どが自社株やその他の株式の保有による、資産の時価総額だ。皆さんの中からも将来フォーブスに掲載される人が出てくるかもしれない。

 本日は、お読みいただきありがとうございました。

 

投資家と投機家の違い 投資のことを学んだ本

皆さん、こんにちは。

 投資と違い投機はあまり聞きなれない方も多いではないのでしょうか?

 投機とは株や金融商品の売買を行い、その差額を目的としたキャピタルゲイン(差益利得)などの利ざやを狙う方法で、短期での売買になることが多くトレーダーも投機家に分類される。
 有名な方にジョージ・ソロス氏がいる。(ソロス氏は第一は生き残ることで儲けはそれからだと言っている)

 投資家とは株や金融商品の売買同じく行うが、キャピタルゲインだけではなく長期で売買(買ったら手放さない人もいる)することにより、インカムゲイン(分配・利息利得)など株式の配当や・債権などの利息を得るもののことをいう。
 有名な方にウォーレン・バフェット氏がいる。(バフェット氏は損をしないことが一番だといっている)

 言葉自体は昔から存在していたが、長期や短期、目的など分け方は曖昧だ。まず長期などの期間は人により違う、目的も購入当初と変化するかもしれないからだ。

 例えばリコールなどにより業績が低迷している企業があったとしよう、事業成績や財務状況が十年以上健全で、経営陣の対応も迅速であり、リコール内容、経過を誠実に対応している。その企業を長期目的で購入したが(リコールの中身が短期ではなく、時間がかかるが解決できるものと判断したため)、企業の迅速な対応、上昇相場などの外部要因、政策により業種への期待・注目が集まったことにより急激な回復、それ以上の上昇がみられ。あまりにも企業価値と大きく乖離した為、三分の二を売却した。

 ではこの行動は投資家として正しかったのだろうか?結果をみれば投資目的で購入したものの、投機的な行動になってしまった。しかし、その後この明らかな投機熱が冷め株価は企業水準に戻り、売却の値段まで成長するのに六年費やした。その間に売却された資金は他の、魅力的な投資先へと投入された。残りの三分の一はその後も保有しつづけ、十数年と長期にわたり利益を上げた。

 この場合は全て保有したままが良かったのか?
 上記の様な方法が良かったのか?
 すべた売却が良かったのか?
 それとも投機熱が冷めたころ買い戻したほうが良かったのか?

 資金状況や分散投資、集中投資などその方針や考え方によって、戦略が変わってくるのでどれが正しいとはいえない。
 どの状況においても自分が何をしているか。また、何をしたいか。理解することが利益をえる為の手段である。
 全ての銘柄を検討する事も、世界各国の市場や商品・指数を把握することも不可能である、(AIなどのコンピューターなら可能かもしれないが、それでも資金は有限である)であるなら自分の能力の範囲で行うのが最善だと考える。

 当たり前だと思うかもしれないが、金融市場には誘惑が多く結構難しい。(過度な上昇相場や、新しい金融商品で魅力的に見えたりと) 気が付けば資産を減らしていく事にもなりかねない。

 私が考える投資家の資質は待つ力、忍耐だと考える。市場に波が立たないとき、持ち株の下落が続くとき、買い時が見つからないとき、辛いが魅力的な銘柄を探し、自分の能力を押し上げ買い時がくるまで我慢する力だと考えている。

 投機家の資質は、自分の資金管理と情報分析、リスク配分、間違えばそれを認め損を最小限に抑える力、自分の能力の押し上げなどだと考える。
 
 どちらにせよ自分の行動を理解するのが最優先だ。私事で申し訳ないが、賢明なる投資家という本に出会い衝撃を受けた。それまでも投資をしてきてはいて、いろいろ学んでいたのだがその本をきっかけに何をしていけばいいか明確になった。読んでから時間の経過とともに考え方も変わってきたが、投資の基礎はあの本がもたらしてくれた。
 それ以降、投資成績の向上はもちろん(厳密にいえば損をしずらくなった)、それまでは投資先の動向が常に気がかりだったのだが読んでからは安心して過ごせるようになった。
 もちろん今より向上したいと考えているし、学んでもいるがとにかく衝撃的だった。(ウォーレン・バッフェトを知った時よりも)

 あの本を読むことができて、その偶然に本当に感謝している。
 皆さんにもその様な一冊がみつかることを願って。

 本日は、お読みいただきありがとうございました。

ROE(株主資本利益率)・ROA(総資本利益率)とは

皆さん、こんにちは。

 ROE(株主資本利益率)の重要性とその味方について、書いていきたいと思います。ROEは単体でみていくには不十分なので、ROAや財務状態、負債や自己資本の割合を確認し企業の判断材料に役立ててもらいたいです。
 
 ROE(株主資本利益率)

 ROE=EPS(一株あたり利益)÷BPS(一株あたり純資産)×100(%)
 また、
 ROE=当期純利益÷株主資本の合計×100(%)

 ・株主資本を使用し、あげた利益の割合をみる為のもので、パーセンテージが高ければ高いほどいい。この指標は皆さんが株主として資本を投じた場合、1ドルの資本でいくら稼ぎ出すか計算できるものです。
 
 株主になった場合重視する点は、人やその時々の投資戦略によって大きく違うので参考程度にみていただければいいと思います。
 株を購入し利益を上げるために何を重視するか?(保有や売買に問わず)・株価の上昇・配当の受け取りや増配・企業の買収・一時的な決算の落ち込み時期に下落した株価の所得による持ち株増加・また利益の再配当など、その思惑は様々だがROEという指標は見て損はない。

 ROEが高ければ利益を上げる力が強く、この力は時間の経過とともに他者により大きな差をつけることになる。利益が上がれば増配や企業内の再投資、財務の強化、優秀な経営者ならば増収、増益や事業基盤の拡大の他に株主還元、従業員還元も確実に行いよりよい好循環に持っていくことができるだろう。この指標はとても重要といえます。

 ROEは5年や10数年にわたり長く十数%以上の高水準を保つ企業は、極めて優秀といえる。しかし負債に気を付けなければいけない。事業を行う上で借り入れは発生する場合があるが、自己資本を大きく超え、流動性のある資産との割合など検討する必要がある。

 似た指標にROA(総資本当期純利益率)がある。

 ROA=純利益÷総資本(株主資本+負債)
 また、
 ROA=売上高利益率×総資本回転率

 ROAはROEと違い純利益を資本全体で割る、この数値も高いほうが良く高ければ効率的な経営といえる。しかし総資本の中には負債も含まれるため、株主資本と負債の割合も見る必要がある。

 何にせよROEとROAが高い企業は効率の良い企業といえる。

 ここで・ROE20%以上・ROA15%以上・自己資本比率30%以上の大型企業を少し紹介します。

アクセンチュア(ACN)
 コンサルティング大手でIT系のアウトソーシングなど世界各地で展開する。収益の半分以上はコンサルティングで稼ぐ。

アリババ・グループ・ホールディングス(BABA)
 中国国内のEコマース(ネットショッピング)最大手で筆頭株主はソフトバンク。
日本では楽天にあたる。B2B(企業と企業)のアリババドットコム、C2C(消費者と消費者)のタオパオ、B2C(企業と消費者)の天猫(Tモール)などがある。

ギリアド・サイエンシズ(GILD)
 バイオ系医薬品メーカーで抗インフルエンザ薬のタミフル、HIV薬やC型肝炎治療薬のハーモニーが有名な企業である。

マスターカード(MA)
 VISAにつづく世界2位のクレジット会社で手数料が収益のメインである。世界各地で事業展開。

スリーエム(MMM) 
 ヘルスケア、電気系、消費財、などの素材や部品を供給。多岐にわたる業種のものの製造をてがける。

ナイキ(NKE)
 世界NO1のスポーツ用品メーカー。有力プロ選手と契約し市場拡大など他社にない、積極的な動きが成功している。卸だけではなく直販も力を入れている。

テキサス・インスツルメンツ(TXN)
 半導体の開発から販売まで手掛ける。世界6位のメーカーで主力となる製品は、アナログICやMCU、DSPなどがある。

 今はどの株式も市場とともに、水準が高く上がっていっているのでどれも割高であるが、皆さんの気になる企業がみつかった場合この様な指標を駆使しより良い投資機会につながれば嬉しいです。

 本日は、本当にありがとうございました。