box.inc アーロン・レヴィーCEO率いる 企業向けクラウドサービスの会社

 今回は、正直にいいますと1年以上も投資を悩み経過を見守っている企業になります。
今まで紹介してきた企業と違い確かな実績に乏しく、財務的に見ても弱く赤字が続いているからです。
 box.incは2005年に創業し、2015年に上場しました。上場してまだ、年月も経過しておらず事業拡大を行っているので財務的に弱かったり、借り入れなどを行っているので仕方がないと考えています。
 このような企業は、将来的にどれくらいのキャッシュを生み出すのか?5年後10年後しっかりと存続・繁栄しているか想像が難しいです。

 他の分野と比較し資本も少なくてすみ、事業の特性上各地域に店舗や営業所を多く抱える必要がない為ある意味魅力的です。その反面,業界参入が容易く、模倣や競争が激しい側面もあるとおもいます。
 
 しかし、生き残ることができれば独占的な企業になるでしょう。このような企業の投資を否定している訳ではありません。私自身悩んでいるからです、なぜならこのような企業を判断する尺度を持ち合わせておらず、そのような経験も乏しいからです。

 2017年の決算では、財務状態も改善されてきており売る上げも伸びています。この企業の特徴を把握し、企業が使うクラウドサービスはboxが素晴らしいと数年後なりリピーターができれば面白いと思うのですが、いまだ経過を見守っているところです。

【アーロン・レヴィー】
 事業内容は、ビジネス向けクラウドサービスを展開。小企業から世界的な大企業までと幅広く、収益源は顧客からの利用料が主な収入源。

 CEOは、アーロン・レヴィー氏で1985年生まれとまだ若く。過去の記事を読んでいたらシリコンバレーでは多くのベンチャーキャピタリストから天才と称されていたそうです。
 しかし、数年経っても赤字が続いてます。ですが売利上げは着実に伸び、利益や財務状態も改善してきています。
 一昔前のアマゾンの様に、事業拡大に力を入れているがわかります。このまま成長し確実に収益を上げる企業になるのか、見ていきたいと思います。
 現時点では、利益は出ていませんしクラウドサービスはアルファベットやアマゾンなどいまやIT界の大物もいます。
 サービスの差別化、顧客の囲い込み、ブランド力の創造が上手くいけば面白い展開になるかもしれません。