ミクシィ (2121) 日本国内(番外編)

【ミクシィ】

今回は、番外編になてっしまいますが日本国内株のミクシィについてです。
みなさんご存知かもしれませんが、SNSのミクシィを運営しています。2013年からは、テレビCMでもながれていますがモンスターストライクを世に送り出しそれが好調で収益が伸びています。

2016年11月頃の3,500円から2017年5月現在の7,000円前後と株価上昇しています。しかし、収益率は10倍前後で推移しています。
これだけ短期間で上昇していれば、調整がはいるかもしれませんが会長が自社の40%以上を保有していて、自社株買いに積極的でROEが50以上と非常に高くもし仮に、モンストが収益が落ち込んだとしても急激に財務が悪化することは考えにくい。

私個人も写真共有アプリを使用していますが、つかがってがいいと感じている。
知人でもスマホゲームの課金系のアプリにハマっている人が何人かいるが、新しいキャラやイベントなど毎月のようにあり飽きさせない構造になっている。
しかし、すでにアプリを使用している顧客にもゲームに使える資金には限度があるため、国内のみならず市場を海外にも広げていければとても面白いことになるだろう。
課金ゲームは従来のゲーム機器と違い、定価ではなくかかる資金に上限が存在しないためそれが良くもあり悪い点だと考えている。

これから長く投資していく銘柄の一つに加えてもいいと思う。




苦しいGM 老舗の自動車業界は危機にあるのか?

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【GMの株価は妥当なのか?】
 2017年5月29日現在 33.42(USD)で取引されている。GMの株だがはたしてこの価格は、将来の事業を反映しているものなのか?
 収益に対するPERは5前後、売り上げに対するPSRにいたっては0.3になる。配当利回りは4,60%と数字だけ見れば割安に見える。
 近年、自動車業界は話題が多い、新興企業のウーバーや電気自動車のテスラ、さらにグーグルなどが進めている自動車の自動運転技術など、これらにとって代わられるのではないかと不安視している投資家が多い様な気がする。
 
 確かに、いずれそのようになる日が来るかもしれない。しかし、2,3年でそうなるとは言い切れるだろうか。そもそも、新技術が世界を一瞬で変えてしまうのだろか?
 今話題のアマゾンですら黒字になるのに20年かかった。グーグルやアップルでも現在の地位まで10年単位でかかっている。
 目新しい技術や産業は華やかで、どれも世界をすぐさま変えてしまいそうだ。しかし、既存の企業にはそれなりの強みもあるのではないだろうか。たとえば、ITなどの情報分野と違い製品として製造しなくてはいかず、そこには越えなければいけないハードルがいくつもあるはずだ。

 工場や製造ライン、運送、地理的条件、価格設定などその課題は決して楽ではない道のりになると考えられる。逆に既存の企業はそれを生かせるのではないかと思われる、いずれにせよトランプ大統領の雇用に対する圧力の中、各企業コスト削減や新規の投資など積極的に動いている。
  
 数字で反映されるのはまだ数年先だろうが、自動車業界は景気の変動を受けやすいのを考慮にいれれば、じっくり観察したい銘柄になるだろうと思う。

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(管理者が気になるNEWSを投稿します。外部サイトへリンクします。リンクの下のはコメントです。)
コメント:この記事を読んで、バフェット氏も試行錯誤しながら投資活動を行っていることが分かった。
     年齢を重ねても、自身の可能性を広げ新しい投資に挑戦する姿勢に驚かされる。




「株式 アメリカ」のストーリーの画像(BUSINESS INSIDER JAPAN)
アメリカ株式の「恐怖指数」が示すものは、嵐の前の静けさか?(出典  BUSINESS INSIDER JAPAN-2017/05/22



 コメント:恐怖指数はしていますが、詳しくはなく参考にしたことも無いため判断できない。
      しかし、この指数が投資家の現在の心理を反映しているのは分かる。
      時間軸をどこに設定するかによって判断も異なるだろう、面白い指数だとは思う。



「フォード・モーター ロイター」のストーリーの画像(ロイター)

コメント:フォードやGMなど、新興企業や新技術におされ投資家はその先行きに不安を持っている。
     しかし、今すぐ答えを出すのは早すぎるように感じる。




【ピーター・リンチの株の法則】を読んで



(出典: ・画像 amazon ・出版社 ダイヤモンド社 ・著者 ピーター・リンチ ・翻訳 平野 誠一)


皆さん、こんにちは。

 最近読んだ本で、13年間にわたりマゼラン・ファンドを運用し大きな成功をおさめたピーター・リンチという人の本を読みました。
 知っている方も多数いると思いますが、読んでみてファンドマネジャーの苦悩や今まで知らなかったプロの方々の制約を垣間見れてとてお面白い内容でした。

【プロならではの難しさ】

 本の表紙に運用資産を13年間で777倍に育てたとありますが、そこには個人投資家にない様々な制約や制限があり、それ故に規模の大きなファンドが市場平均を上回る難しさがあるようです。
 また、顧客を持つプロであるがため素晴らしいとみつけても購入できない企業や、他の顧客と差をつけないようにするため銘柄選択が限定的になったりとプロならではの障害があるようです。

 規模が大きいと小企業の株式は購入は難しく、大きいファンドからは敬遠されがちで自然と大手に目が向き投資先が限定的になりやすい。
 また、ポートフォリオの比率にも制限があり、一つの企業の保有株式数にも制限がある為、この制限はファンドが市場平均を上回るのにとても重荷になっているようです(この他にファンドの方針により成長株、値上がり益型、優良株などなど)。

 一年ごとや、時には四半期ごとに評価され長期で投資ができず、自然と売買の回転率が上がりコスト上昇につながったり、他のマネジャーと大きく違う行動で失敗した際は責任をとらされる苦悩もあるようです。

 もちろん、ファンドの利点もあり大きい資金でプロが分散投資するこによって安全性を高めることが可能になったり、ファンドの種類を選び自身で調べられない企業に投資したりできます。

【個人の利点】

  個人投資家の成績はプロに劣るか?と言うとそう断言できない思います。
ファンドは大きくなれば小型の株には投資しにくくなりますし、リスク分散の名のもと集中投資を行いにくい傾向があります。

 しかし、個人投資は違います。投資判断は自由です。
例えば、S&P500の市場平均に勝つのが難しいよくいいますが【バークシャー・ハサウェイ】1社に投資したらどうでしょか。
 少しズルいと思われるかもしんが、長年に渡り大きく市場を平均を上回ってきました。もし、あなたがアップル製品を使用していて長年投資していたら市場をそれこそ大きく上回っていたはずです。

 これは結果論ではなく、今からでもそういった企業に投資するのは遅くないということです。長年の実績や、長期的な成長性・財務の状態、株主還元力、製品やサービスの独自性や開発力、など加味する判断材料はそれぞれですが長期的にみて現在価格より数年先・数十年先に今よりも確実に繁栄し現在価格(株価)に比べ企業価値が上昇しているのであれば安心して購入できます(価格の差は大きければよい)。
 
 確かにハイテク企業は難しく、競争が非常に激しい世界です。またいずれ紹介しますが、ピーター・リンチの株で勝つや、今紹介している本でも出てきますが身近な企業や、理解できる企業に投資できる事の優位性があり一人ひとり違います。主婦の方や、食品業界勤務の方、ゲーム好きの方などその人がみつける事が出来る優良企業があるはずです。

 [ピーター・リンチの株で勝つ]や[ピーターリンチの株の法則]は、非常に興味深く面白い内容でした。
一度目を通しても損はしない本だと思います。

本日はお読みいただき、ありがとうござました。