box.inc アーロン・レヴィーCEO率いる 企業向けクラウドサービスの会社

 今回は、正直にいいますと1年以上も投資を悩み経過を見守っている企業になります。
今まで紹介してきた企業と違い確かな実績に乏しく、財務的に見ても弱く赤字が続いているからです。
 box.incは2005年に創業し、2015年に上場しました。上場してまだ、年月も経過しておらず事業拡大を行っているので財務的に弱かったり、借り入れなどを行っているので仕方がないと考えています。
 このような企業は、将来的にどれくらいのキャッシュを生み出すのか?5年後10年後しっかりと存続・繁栄しているか想像が難しいです。

 他の分野と比較し資本も少なくてすみ、事業の特性上各地域に店舗や営業所を多く抱える必要がない為ある意味魅力的です。その反面,業界参入が容易く、模倣や競争が激しい側面もあるとおもいます。
 
 しかし、生き残ることができれば独占的な企業になるでしょう。このような企業の投資を否定している訳ではありません。私自身悩んでいるからです、なぜならこのような企業を判断する尺度を持ち合わせておらず、そのような経験も乏しいからです。

 2017年の決算では、財務状態も改善されてきており売る上げも伸びています。この企業の特徴を把握し、企業が使うクラウドサービスはboxが素晴らしいと数年後なりリピーターができれば面白いと思うのですが、いまだ経過を見守っているところです。

【アーロン・レヴィー】
 事業内容は、ビジネス向けクラウドサービスを展開。小企業から世界的な大企業までと幅広く、収益源は顧客からの利用料が主な収入源。

 CEOは、アーロン・レヴィー氏で1985年生まれとまだ若く。過去の記事を読んでいたらシリコンバレーでは多くのベンチャーキャピタリストから天才と称されていたそうです。
 しかし、数年経っても赤字が続いてます。ですが売利上げは着実に伸び、利益や財務状態も改善してきています。
 一昔前のアマゾンの様に、事業拡大に力を入れているがわかります。このまま成長し確実に収益を上げる企業になるのか、見ていきたいと思います。
 現時点では、利益は出ていませんしクラウドサービスはアルファベットやアマゾンなどいまやIT界の大物もいます。
 サービスの差別化、顧客の囲い込み、ブランド力の創造が上手くいけば面白い展開になるかもしれません。

投資法において何が一番危険か。

【投資法】
 投資を始めたばかりの方も、長年投資をしている方もどの投資法がいいのか迷うことがあると思います。
実際いろいろな投資法があります。
・株式投資 ・投資信託 ・上場投資信託(EFT) ・債券 ・先物、オプション取引
・FX(外国為替証拠金取引) ・コモディティ などなど沢山のものが存在します。

 この中のものを全部試して、自分に一番合ったものを探そうとしても無理があります。
株式投資一つにしても、現物取引・信用取引・空売り・短期、中期、長期取引など様々です。
 自分の話をして申し訳ないのですが、私個人はFXから投資の世界に入りました。今ではFXの取引は行ってはいませんが、この経験が今の投資にとても役に立っています。FXでは各国の通貨を通じて、世界の国々の歴史や力関係を学ぶことができました。
そして、レバレッジ(借金のようなもの)大きくかけすぎると大きな流れが薄っすらと見えても待ちの姿勢を保ちことが出来ません。
 現在は株式投資がメインで米国以外でも、日本の株も行っています。基本は保有した株式を見守るスタイルなのですが、去年のように円高が進んだとき為替の経験が役に立ちました。保有している日本円を米ドルに交換し米国株を保有したことのより、運よく良い企業を保有できました。

 レバレッジをかけなくても為替が、良くも悪くもレバレッジになります。しかし、株価と同様に企業(国)の実体に対して上値も下値も大きく乖離(かいり)することはあってもいつかは近づいていきます。

 始めたばかりでどうすればいいか分からない方も多いと思います。最近では、いろいろなブログやサイトで紹介されている様に素晴らしい投資信託(プロが運用するもの)が多くあります。そこから始め少しずつ学んで行く方法もあると思います。

 一気に無理して学ばなくても、ゆっくり時間をかけて学んでもいいのではないのでしょうか。どの投資法が正しいか分かりませんが、資金を全て失うような無理をしなければ積み重ねた経験が生きてくる日が来るのではないでしょうか。

【一番危険なことは】
 これは、投資以外にもいえることかもしれませんが、自分が何をしているか結果が大方検討ができているかだと考えています。完璧に予測することは不可能だとはおもいますが、おおよそ予測はできると思います。
 もし、何か行うときにその結果が一か八かならそれはとても危険なことです(大勢の人が行っていたり推奨していたとしても)。逆に大きいレバレッジのポジションや、集中投資、投げ売りされている企業への投資など第三者がみれば危険な投資でも、自身でしっかり調査し全体を把握していればリスクは非常に小さくなるでしょう。

 そこに投資のスタイルはあまり関係ありません。極端にいえば超短期的にレバレッジを駆使し、利益を少しづつ積み重ね元本を大きくしていく方法もあるでしょう。逆に買ったら最後売ることができない世界にいるとして、調査・購入のタイミングに数年単位を費やし購入していく方法もあると思います。
 両方にリスクは存在しますが、どちらにせよ投資法をしっかり理解する必要があります。レバレッジをかけ損切りを躊躇し大きく損をしたり、株の値動きに惑わされ売れないのにも関わらず調査不足により衰退していく企業を保有していくことになります。

 本当に危険なことは自分の理解の及ばない領域に踏み込むことです、ですが自分の理解の確かな領域ならばリスクは小さくチャンスがきたら勇気をもって挑戦することができます。
 微力ながら、皆様のお役に立てれば嬉しいです。お読みいただきありがとございました。 



ミクシィ (2121) 日本国内(番外編)

【ミクシィ】

今回は、番外編になてっしまいますが日本国内株のミクシィについてです。
みなさんご存知かもしれませんが、SNSのミクシィを運営しています。2013年からは、テレビCMでもながれていますがモンスターストライクを世に送り出しそれが好調で収益が伸びています。

2016年11月頃の3,500円から2017年5月現在の7,000円前後と株価上昇しています。しかし、収益率は10倍前後で推移しています。
これだけ短期間で上昇していれば、調整がはいるかもしれませんが会長が自社の40%以上を保有していて、自社株買いに積極的でROEが50以上と非常に高くもし仮に、モンストが収益が落ち込んだとしても急激に財務が悪化することは考えにくい。

私個人も写真共有アプリを使用していますが、つかがってがいいと感じている。
知人でもスマホゲームの課金系のアプリにハマっている人が何人かいるが、新しいキャラやイベントなど毎月のようにあり飽きさせない構造になっている。
しかし、すでにアプリを使用している顧客にもゲームに使える資金には限度があるため、国内のみならず市場を海外にも広げていければとても面白いことになるだろう。
課金ゲームは従来のゲーム機器と違い、定価ではなくかかる資金に上限が存在しないためそれが良くもあり悪い点だと考えている。

これから長く投資していく銘柄の一つに加えてもいいと思う。




苦しいGM 老舗の自動車業界は危機にあるのか?

自動車, 駐車場, 車, Hong Kong

【GMの株価は妥当なのか?】
 2017年5月29日現在 33.42(USD)で取引されている。GMの株だがはたしてこの価格は、将来の事業を反映しているものなのか?
 収益に対するPERは5前後、売り上げに対するPSRにいたっては0.3になる。配当利回りは4,60%と数字だけ見れば割安に見える。
 近年、自動車業界は話題が多い、新興企業のウーバーや電気自動車のテスラ、さらにグーグルなどが進めている自動車の自動運転技術など、これらにとって代わられるのではないかと不安視している投資家が多い様な気がする。
 
 確かに、いずれそのようになる日が来るかもしれない。しかし、2,3年でそうなるとは言い切れるだろうか。そもそも、新技術が世界を一瞬で変えてしまうのだろか?
 今話題のアマゾンですら黒字になるのに20年かかった。グーグルやアップルでも現在の地位まで10年単位でかかっている。
 目新しい技術や産業は華やかで、どれも世界をすぐさま変えてしまいそうだ。しかし、既存の企業にはそれなりの強みもあるのではないだろうか。たとえば、ITなどの情報分野と違い製品として製造しなくてはいかず、そこには越えなければいけないハードルがいくつもあるはずだ。

 工場や製造ライン、運送、地理的条件、価格設定などその課題は決して楽ではない道のりになると考えられる。逆に既存の企業はそれを生かせるのではないかと思われる、いずれにせよトランプ大統領の雇用に対する圧力の中、各企業コスト削減や新規の投資など積極的に動いている。
  
 数字で反映されるのはまだ数年先だろうが、自動車業界は景気の変動を受けやすいのを考慮にいれれば、じっくり観察したい銘柄になるだろうと思う。

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(管理者が気になるNEWSを投稿します。外部サイトへリンクします。リンクの下のはコメントです。)
コメント:この記事を読んで、バフェット氏も試行錯誤しながら投資活動を行っていることが分かった。
     年齢を重ねても、自身の可能性を広げ新しい投資に挑戦する姿勢に驚かされる。




「株式 アメリカ」のストーリーの画像(BUSINESS INSIDER JAPAN)
アメリカ株式の「恐怖指数」が示すものは、嵐の前の静けさか?(出典  BUSINESS INSIDER JAPAN-2017/05/22



 コメント:恐怖指数はしていますが、詳しくはなく参考にしたことも無いため判断できない。
      しかし、この指数が投資家の現在の心理を反映しているのは分かる。
      時間軸をどこに設定するかによって判断も異なるだろう、面白い指数だとは思う。



「フォード・モーター ロイター」のストーリーの画像(ロイター)

コメント:フォードやGMなど、新興企業や新技術におされ投資家はその先行きに不安を持っている。
     しかし、今すぐ答えを出すのは早すぎるように感じる。




【ピーター・リンチの株の法則】を読んで



(出典: ・画像 amazon ・出版社 ダイヤモンド社 ・著者 ピーター・リンチ ・翻訳 平野 誠一)


皆さん、こんにちは。

 最近読んだ本で、13年間にわたりマゼラン・ファンドを運用し大きな成功をおさめたピーター・リンチという人の本を読みました。
 知っている方も多数いると思いますが、読んでみてファンドマネジャーの苦悩や今まで知らなかったプロの方々の制約を垣間見れてとてお面白い内容でした。

【プロならではの難しさ】

 本の表紙に運用資産を13年間で777倍に育てたとありますが、そこには個人投資家にない様々な制約や制限があり、それ故に規模の大きなファンドが市場平均を上回る難しさがあるようです。
 また、顧客を持つプロであるがため素晴らしいとみつけても購入できない企業や、他の顧客と差をつけないようにするため銘柄選択が限定的になったりとプロならではの障害があるようです。

 規模が大きいと小企業の株式は購入は難しく、大きいファンドからは敬遠されがちで自然と大手に目が向き投資先が限定的になりやすい。
 また、ポートフォリオの比率にも制限があり、一つの企業の保有株式数にも制限がある為、この制限はファンドが市場平均を上回るのにとても重荷になっているようです(この他にファンドの方針により成長株、値上がり益型、優良株などなど)。

 一年ごとや、時には四半期ごとに評価され長期で投資ができず、自然と売買の回転率が上がりコスト上昇につながったり、他のマネジャーと大きく違う行動で失敗した際は責任をとらされる苦悩もあるようです。

 もちろん、ファンドの利点もあり大きい資金でプロが分散投資するこによって安全性を高めることが可能になったり、ファンドの種類を選び自身で調べられない企業に投資したりできます。

【個人の利点】

  個人投資家の成績はプロに劣るか?と言うとそう断言できない思います。
ファンドは大きくなれば小型の株には投資しにくくなりますし、リスク分散の名のもと集中投資を行いにくい傾向があります。

 しかし、個人投資は違います。投資判断は自由です。
例えば、S&P500の市場平均に勝つのが難しいよくいいますが【バークシャー・ハサウェイ】1社に投資したらどうでしょか。
 少しズルいと思われるかもしんが、長年に渡り大きく市場を平均を上回ってきました。もし、あなたがアップル製品を使用していて長年投資していたら市場をそれこそ大きく上回っていたはずです。

 これは結果論ではなく、今からでもそういった企業に投資するのは遅くないということです。長年の実績や、長期的な成長性・財務の状態、株主還元力、製品やサービスの独自性や開発力、など加味する判断材料はそれぞれですが長期的にみて現在価格より数年先・数十年先に今よりも確実に繁栄し現在価格(株価)に比べ企業価値が上昇しているのであれば安心して購入できます(価格の差は大きければよい)。
 
 確かにハイテク企業は難しく、競争が非常に激しい世界です。またいずれ紹介しますが、ピーター・リンチの株で勝つや、今紹介している本でも出てきますが身近な企業や、理解できる企業に投資できる事の優位性があり一人ひとり違います。主婦の方や、食品業界勤務の方、ゲーム好きの方などその人がみつける事が出来る優良企業があるはずです。

 [ピーター・リンチの株で勝つ]や[ピーターリンチの株の法則]は、非常に興味深く面白い内容でした。
一度目を通しても損はしない本だと思います。

本日はお読みいただき、ありがとうござました。


成長は企業価値の判断のひとつ  ~永続性に繋がる~


皆さん、こんにちは。

 【投資法の違い】 

  グロース株(成長株)とバリュー株(割安株)は、まるで違う種類の証券であるかのように区別されています。どちらかといえば、若い新興企業や業界・新技術が対象になることが多い。
 確かに一般的には、成長株は企業の急激な売り上げの上昇や新たな商品・サービスにより将来が期待が多い。
 例えば最近ではグーグル(アルファベット)・アマゾンなどがあり、投資家の人気が高い傾向がある。

 バリュー株といえば、割安株と呼べれることもあるとおり資産価値や収益力に対して株価が低い特徴がある。どちらかといえば、老舗や大企業・大きなブランド力、安定的な企業が対象になることが多い。
例えばウォルマート・ストアーズやアップルなどがあり、投資家の人気は低い傾向がある(アップルは数年前まで成長株の代表だったはずだが)。

 企業の株式を検討するとき、将来の見通しが暗くいずれ清算価値をも下回る様な株や、どんなにいい企業でも超高級品の値段を気にせず購入する人がどれだけいるでしょうか。

 面白い事に、株式市場では多くその様な場面を見ることができます。個人が生活していて、冒さないような間違いをです。とても安くても、すぐ廃車になっていしまう車は税金を払ったり修理代だけで高くついてしまします。また、どんなにいいフライパンでも一億円出す人は稀でしょう。 

 グロース株もバリュー株も投資家に利益をもたらすものは、あまり差がないと考えている。

【企業価値】

 投機的ではなく、投資家として利益を上げるには2つに投資法それぞれに共通したものがあると思う。

「グロース株で起こること」

・成長株と呼ばれるものが投資対象でも、長期で投資を考える際に購入価格は無視できないし、これまでまたは今後の大まかな成長予測が長期ににわたって無理なく維持できるものなのか知る必要がある。
・経営方針などは現状無理な借り入れや、買収をしていないか。結果的に短気で大きく成長することはあっても、短期で無理をせず長期的見通しで経営されてるか。
・株式市場は過大評価をしていないか。もしされているのであれば、現実が追い付かなくなったとき購入価格を大きく下回り、長期で見れば初めから損失が確定したようなものだ。

「バリュー株で起こること」

・企業を割安だからと、その事業の先行きが良くないにもかかわらず購入していないか。衰退していく企業であれば、倒産や負債が膨らみいつかは購入価格を下回ることがある。
・企業の値段は、資産・会社のブランド・業界の立ち位置・収益力・株主還元する姿勢などなどあるが、総合的に見て時価と大きく余裕が価格か、もし差があまりないようであれば購入は考えたほうがいいだろう。不測の事態の下げに対処できず、安全性に欠けるため。
・企業が現状に甘んじることなく、成長を行っているか。大きな資産をもとに効果の薄いまたは、ほとんどない様な無駄で割高な買収などを行ってないか。


 グロース株とバリュー株の違いは、長期で企業を保有する場合あまり差はないように思われる。
 上記ではいくつかその要素を記載し分けたが、どの要素も企業を長く保有する観点からみれば重要になってくる。
 成長性は企業にとってはなくてはならないもので、企業は常に業界内のライバルや新興企業、他国の企業との競争の中にある。もし、成長をやめればいずれ他の企業に利益を奪われ存続することはできない。
長期で投資する場合、企業が確実に収益をあげ継続し、株主に還元する企業に投資していかなければならない。この場合、長く続けていける企業が株主に大きな利益になる、倒産してしまっては元も子もない。

 バリュー株投資に置いても、成長性は無視することができない大きな要素の一つになる。ここを疎かにしては、長期で保有できない。
 しかし成長(企業規模の拡大)の名のもとに、企業の実態に合っていない利益の上がらない多様化や、高くつく買収は株主の資本・企業の利益・従業員の利益を食いつぶしてしまう(多様化や買収が悪いのではなく、それが長期的に利益になるかどうかだ)。

投資する際は、一つの目安として見ていただきたい。

本日は、お読みいただきありがとうございました。







株価は企業の本当の値段なのか?


皆さん、こんにちは。

【株価の価値】

株価について、どうお考えですか。
・現在の企業の価値を表すもの。
・将来の企業の価値を反映されたもの。
・収益に基づいて決定されたもの。
・市場参加者がその時々の状況や情報を反映させ、効率的に決定されたもの。

など多くの意見や、考えがあると思います。その意見はある意味ではどれも正しく・どれもズレがあると考えています。

 そもそも、株価は買い手と売り手が存在し値段が決定します。実際その仕組み自体は、買い手が多ければ上昇し売り手が多ければ下降するもので、厳密にいえば少し複雑になりますがデイトレーダーではないのでシンプルに考えたほうが、市場を見ていきやすいです。
 市場参加者は、いろいろな思惑があります。株式を購入する手段や(現物や信用取引、空売りなど)、取引の手法や保有期間、参加者や参加機関、また買収目的や投資・投機などの様々な動機があります。
 例えば保有期間を変えただけで、同じ銘柄の株価の値動きのとらえ方に違いがでて取引が変化します(利益の出し方も変化)。その他に、為替・政治や世界情勢などの外的要因も株価に影響します。

 確かに、企業の価値付近で推移している株価はありますが、それが常に正確に企業の価値を反映されているかは疑問を感じます。そもそも、企業の価値を判断する方法は市場参加者によって様々で、有名なのは収益を基準にしたPERなどがありますが、それでも現在にか未来どちらにフォーカスするかによっても違いますし、清算価値を基準にする方法や流動性資産を基準にする方法もあります。
 
【思考はシンプルに】

 では、どれを参考にすればいいのか分からない、価値を見積もっても無駄なのかと考える方もいるかもしれません。
そうは思いません。すべての方が納得するような、正確な価値を出すことは出来ないかもしれませんが、収益や資産価値、現金や有価証券などの流動性資産、無形資産価値、経営陣の方針・手腕など企業の価値を計るのに自分なり基準を用い、それを大まかに自分なりに見積もって現在の株価(時価総額)と比較するのが大切です。

 ここで重要なのは、正確に出そうとすると無理が生じるので大まかに出すこと。そして、安全性を確保するためには算出した企業価値と現在の株価に価格差がしっかりあることが大切で、それが大きければより安全性が高まります。
もちろん、企業の将来性(成長性)が乏しかったり、経営陣に不穏な動きや業界自体が衰退していけばその価格の安全性はいずれは脅かされされてしまうが、証券の安全性を高める基準の一つに組み込むことで投資成績向上や、景気の波や外的要因など株価に影響があるとき企業価値を大きく上回っている株式より、その価格自体が元本の減少を抑えてくれる。

 企業の価値以下で購入し(素晴らしい企業が、将来的に無理なく維持できそうな成長性をかなり高い確率で確保できるならばできれば低いほうが良いが、定価でもいい)、それが企業の価値に戻ってくるまで待てばよい。それが、企業の価値を追い越し大きく上昇を望むのは少々贅沢だ。なぜなら、企業の一時的な異常な業績上昇も下降も長くは続かない。いずれ業績は適正範囲に推移する(驚異的な成長はいずれそれが鈍化する時が訪れ、業績悪化は回復するか最悪倒産するからだ。その時の市場の反応は凄まじいものがある。)。

 しかし、企業の成長に伴って株価が推移していくのは望ましい。が、実際難しく株価が企業価値とかけ離れることによって、投機的チャンスが訪れる好機ともいえる。

 株価とは、上手く付き合っていかなければならない。

よろしければ皆さんの、意見もお聞かせください。本日は、お読みいただきありがとうございました。



景気変動を恐れるな!!怖いけど・・・。



皆さん、こんにちは。

【市場予報士ではなく企業分析家に。】

 市場の動きを気にしすぎてはいませんか?確かに市場の動きを把握するのは大切ですが、その動きを追いすぎると投資の機会を逃すことになります。
現在の様な、上昇相場では楽観主義になり悪い情報は飲み込まれ、いい情報は過剰に評価され思った以上の値動きを見せたりします。下落相場では,悲観的になり逆のことが起こったりします。

 上昇相場がいつまで続くのか、下落が始まればどこまで落ちるのか不安かもしれません。しかし、相場の未来は正確に予知できる人はどこにもいません。
非常時の相場の動きはほとんどの、銘柄が影響します。もちろん個別銘柄に、フォーカスすれば影響をほとんど受けないものもありますが、非常に少なく見極めも困難です。

 では、どうすればいいのでしょうか?しっかり分析・検討した他より力強い銘柄で、定価より余裕をもって低い値段で購入された企業は、市場の影響を受け下落はしますがあきらかに定価より高値を付けた企業より下落幅は小さく、もともと定価以下なので企業内容がよければしっかり持ち直します。

 市場下落の時期は、それまでの保有銘柄が影響を受け辛い時期が続き忍耐を必要とします。その場合は、保有銘柄の影響が景気変動による落ち込みか、企業の魅力の低下か判断し景気変動であれば待てばいいのです。

 つまり、景気が良くても悪くても気にしすぎず、個々の銘柄の分析に注力することが大切です。

 注意する点は、上昇相場で保有銘柄が投機の的になり値段が異常に吊り上れば、浮かれすぎず慎重に企業の価値を見極め保有か・売却(一部でも)か検討し、逆に下落相場では優良銘柄で購入するには高値であった企業を、手にするチャンスなので怖がらず挑まなければなりません。

【企業を見る】
 
 どの株式が優れているかは、同じ銘柄を検討しても投資家により異なります。その投資家が、どの期間で投資するかや、企業のどの部分を重視するかまたは、投資家自身の知識・経験や理解度により株式の判断に差が出ます。
 ですが、企業を見て判断するのは同じであると思います。もし景気や市場の動向ばかり気なにるようであれば市場の指数などの商品に投資すればいいからです。

 個別銘柄に投資するのであれば、投資先を調べ自身が何をしたいのか・何をしているのか理解しなければなりません(もちろん間違うことはあります)。そうすればリスクが減り・不安も減ります。

 企業を調べるのは、今まで知らなかった世界が見えてくるのでとても楽しいです。ぜひ、皆さんにもこの楽しさを感じていただきたいです。

本日は、お読みいただきありがとうございました。




まだ早いよメーシーズ 買収対象になり株価上昇

皆さん、こんにちは。

【メーシーズが飲み込まれる??】

 前に紹介した、米大手百貨店メーシーズが買収対象になり市場の注目があつまり、一時的に株価が上昇しました。買収する際、買収される側の株価が上昇するのでその影響で株価が小幅ですがあがりました。
 今はまだ買収話がある、ぐらいの段階ですがこれが本格化しないかガクガク震えています。なぜなら、まだメーシーズの株式を本格的に購入出来ていないからです。

 まだ、最低でも1年は待って欲しいのが本音です。同社は近年の業績不振から、店舗を閉鎖し傘下の百貨店も含め3000人程度をリストラの対象にしコスト削減を検討しています。

【ハドソンズ・ベイ】

 カナダのハドソンズ・ベイがメーシーズに買収を打診したと報じられ、株価が一時上がりました。しかし、時価総額15億ドルのハドソンズ・ベイがメーシーズを買収するには資金調達が困難を極め、成立しない見通し大きい。
 メーシーズは業績こそよくないが、ハドソンズ・ベイは不動産価値に目をつけているのかもしれない。
 両社とも、現在厳しい立場に置かれネット小売りや、ディスカウントストアなどライバルは手強い。だが、同じ場所で戦うのではなく違う場所で戦うことができれば勝機はあるとみています。

 どちらにせよ、舵取りが難しいが経営陣が上手く経営してもらいたい。かつて、ディズニーも経営危機に陥ったがみごと復活を果たしたが、どの企業でもできることではない。メーシーズへの投資は、投資家にとっても難しく強くお勧めはできないが期待したい。

本日は、お読みいただきありがとうございました。



人気のないバリュー投資



皆さん、こんにちは。

【賢明なる投資家】 

 この本に出会うまでに、バッフェト氏のことを名前ぐらいですが知っていましたし(もちろんベンジャミン・グレアム氏がバフェット氏の先生ということも)、いくつかの投資の本を読んでいました。私の場合この本に出会うまでは、ギャンブルをしていたのと同じでした。賢明なる投資家に出会いすべてが変わりました。
 投資の基礎を、築いていただきました。投資の成果も飛躍的に改善し、それまでの投資に対する不安から救われました。気持ちが先走ってしまいましたが、本当に素晴らしい本です。

 ベンジャミン・グレアム氏がデビット・L・ドット氏と共に執筆した、「証券分析」の後に投資の初心者や一般個人投資家向けなどに書かれた本が「賢明なる投資家」です。
投資家の心構えや、防衛的投資家・積極的投資家に向けてや、市場との向き合い方など、その内容は多岐にわたります。
 企業をしっかり調査し、株の買い時をしっかり見極めれば高い確率で安全に安心して長期で保有できるということを学びました(本の中に書いてある、分散投資は私は実施していませんが)。

 投資を進めるうえで、企業が将来の価値を推測するのと、現在・過去の価値を調べるのとではどちらが確実か?(詳しくはまた、別の機会に書きますが。)
将来の企業のあり方もすごく大事ですが、現在の価値を大きく下回っていればそれだけで価値があります。
 
 以前はテクニカル分析やチャート用いたり、株価がいつも気にかかり投資はとても大変なものでした。この本を読み、投資方法が変わってから銘柄の細かい分析や他の本をゆっくり読んで勉強する余裕もできました。
 もちろん、投資成績の大きな改善もみられ、今ではグレアム流の投資法をもとに、他の投資法を学びながらいいところを取り入れるようにしています。

 これから投資人生は長く、投資法は変化していくかもしれませんが、間違いなく賢明なる投資家を読んで良かったと思っています。

本日は、お読みいただきありがとうございます。




上昇したくてプルプルしていた アップル Apple Inc. (AAPL)   



皆さん、こんにちは。

【お詫び】

 個別に詳しく紹介したことはなく、以前の記事の中で一言だけ保有銘柄が一番割合が多いとだけ言っていたんですが,今回決算が良く株価が上昇しはじめました。このサイトが開始された頃には、私の基準ではアップルは決算や評価は良くなかったのですが、株価が割安にはなく紹介が後手にまわり本当に申し訳ございません。

【Apple Inc.】 

   皆さんの中にも、アップル社の製品を使用している方がいると思うので説明は不要かもしれないですが、今や時価総額世界一のApple Inc.をご紹介します。

 今では、世界一有名な割安株などといわれていましたが、その始まりはスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックの二人で歩みだし、そのあとロン・ウェインが加わりスタートしました。
 初期はパソコン開発からはじまり、2005年にiPodで音楽業界に参戦、そしてiPhoneを販売までいたる(その間にMacやiPadなどもある)。

 ジョブズ氏の死後、CEOがティム・クック氏に代わり、今までのカリスマ的な経営からどちらかといえば株主寄りの経営にシフトしていることからグロース株的な人気がなくなり、株価が低値で取引されていた。

【上昇は仕方のないことだった】

 その不人気さとは、裏腹に財務状態は非常によく、キャッシュフローは潤沢で積極的に株主還元を行っていた。新型iPhoneの売れ行きも好調たったが、生産体制のゴタゴタや、新製品の出始めは宣伝や開発費によってコストが重なり利益を圧迫してしまうことがおこる。このような事で2016年最後の決算では、あまり業績がよくなかった(この決算を迎えても株価はほとんど下落しなかった)。

 しかし、製品は順調に売り上げを伸ばし、Apple Storeなどのソフト面でも売り上げ拡大をはかっており、他社が低価格で勝負し利益率を下げる中、その築き上げたブランド力で高価格路線を変えず高い利益率を維持したため、今回の決算の好材料が株価上昇につながった。

 ジョブズ氏が成長力の源だったが、それを抜きにしてブランド企業としてみてもとても素晴らしいい企業だ。今回の上昇はもう少し待ってほしかったのが本音だが、これだけ資金があり利益が出ている企業なので仕方がない。
 しかし、懸念材料もある本業以外にも少しずつ手を伸ばしており、本社も大きく建て直されそれが将来の利益圧迫につながらないか心配である。過去大手企業も余った利益で、買収などを繰り返し経営を圧迫した例はいくつもある。

 もし、このまま株価が急激に投機の対象にさらされれば、売らなければならない時が来るかもしれない。
先のことは読めないが、上がるにしても下がるにしてもチャンスはありそうだ。

本日は、お読みいただきありがとうございました。



賢明なる投資家に衝撃を受けた!!



皆さん、こんにちは。

【賢明なる投資家】 

 この本に出会うまでに、バッフェト氏のことを名前ぐらいですが知っていましたし(もちろんベンジャミン・グレアム氏がバフェット氏の先生ということも)、いくつかの投資の本を読んでいました。私の場合この本に出会うまでは、ギャンブルをしていたのと同じでした。賢明なる投資家に出会いすべてが変わりました。
 投資の基礎を、築いていただきました。投資の成果も飛躍的に改善し、それまでの投資に対する不安から救われました。気持ちが先走ってしまいましたが、本当に素晴らしい本です。

 ベンジャミン・グレアム氏がデビット・L・ドット氏と共に執筆した、「証券分析」の後に投資の初心者や一般個人投資家向けなどに書かれた本が「賢明なる投資家」です。
投資家の心構えや、防衛的投資家・積極的投資家に向けてや、市場との向き合い方など、その内容は多岐にわたります。
 企業をしっかり調査し、株の買い時をしっかり見極めれば高い確率で安全に安心して長期で保有できるということを学びました(本の中に書いてある、分散投資は私は実施していませんが)。

 投資を進めるうえで、企業が将来の価値を推測するのと、現在・過去の価値を調べるのとではどちらが確実か?(詳しくはまた、別の機会に書きますが。)
将来の企業のあり方もすごく大事ですが、現在の価値を大きく下回っていればそれだけで価値があります。
 
 以前はテクニカル分析やチャート用いたり、株価がいつも気にかかり投資はとても大変なものでした。この本を読み、投資方法が変わってから銘柄の細かい分析や他の本をゆっくり読んで勉強する余裕もできました。
もちろん、投資成績の大きな改善もみられ、今ではグレアム流の投資法をもとに、他の投資法を学びながらいいところを取り入れるようにしています。

 これから投資人生は長く、投資法は変化していくかもしれませんが、間違いなく賢明なる投資家を読んで良かったと思っています。

 皆さんにも投資法にあった素晴らしい本が、見つかれることを願って。本日は、お読みいただきありがとうございます。 








AT&T(T) AT&T,Inc. 通信事業会社の最大手




皆さん、こんにちは。

【発明家が設立】

 アメリカ国内でべラインと並んで世界最大級の規模を誇る、AT&Tを紹介したいと思います。ベライゾンも、とても魅力的でご紹介したいのですが、今回はAT&Tでご勘弁いただきたい。

 通信事業をメインに運営され、アメリカの2大発明家であるグラハム・ベルがベル電話会社として設立した。1980年代に地域の電話会社を分離するまで、アメリカの電話事業を独占していた。

 大規模の4Gネットワークを保有し、IPテレビ「U-verse」TVが成長。2014年3月リープ・ワイヤレスを買収。2015年7月ディレクTV買収し、2016年上半期は(1-6月)増収・増益。
 2016年10月タイム・ワーナー社を買収することで合意したと発表した(正式決定ではない)。

 最近の決算はふるわず、ベライゾン同様に市場の反応はいまいちだ。しかし、長期的には財務状態・収益と好調で株価は42ドル台、PER10代後半、配当利回りは4,6%、自己資本比率30%台、ROEは10と少しで物足りないが全体としてはいい数字が並ぶ。
株価がまだ下がれば、買いのチャンスが増すだろう。

【今は様子をみる】

 上昇相場の影響もあるが、他に欲しい企業があるので今は様子をみていく。しかし、いい企業に変わりはないのでチャンスがあれば保有したい。
現状で出来ることとを、考え企業の分析を行いじっくり投資を楽しみたいと思う。本当に魅力的な企業は多いが、やはり値段が高いことがネックだ。しかし、購入できる素晴らしい銘柄は探せばまだある。
 これから、経済はどうなるがわからないが臆せず投資していきたい。為替も株も、長期的にみれば本来の価値に帰っていくため(ジョージ・ソロスがポンドの実体とかけ離れ高止まりしていたポンドを売った様に)あまりにも先の未来や、市場のイメージをもとに動くのではなく、過去また現状の起きたことを分析し結論を導けば市場に矛盾が生じていることがある。

この記事が、お役に立てればうれしいです。本日は、お読みいただきありがとうございました。






タイヤを売り込むために始まったミシュランガイド。


皆さん、こんにちは。

【ガイドブックの始まり】

 ミシュランガイドは、フランスのタイヤメーカーであるミシュラン社で発行されるガイドブックです。有名なものはレストラン・ホテルガイドがあり評価を星でつけるものです。
 1900年パリ万博行われた年に、自動車運転者向けのガイドブックとしてフランスで作られた。当初は細かい市街地図や、ガソリンスタンド・ホテル、自動車の整備方法なども掲載されていたようだ。
 無料で配られ、タイヤメーカーのミシュランはこのガイドブックをみて旅行をしてもらい、タイヤの売り上げ増加が目的だった(1920年から有料の販売になった)。このため現在も、タイヤ販売をメインに考えているためガイドなど出版物の売上高は1%前後になるそうだ。

【ミシュランの評価】

☆・・・その分野で特に美味しい料理
☆☆・・・極めて美味であり遠回りをしてでも訪れる価値がある料理
☆☆☆・・それを味わうために旅行する価値がある卓越した料理

このほかに、ガイドに掲載されるだけで一定の評価がある。

 ビブグルマンとは、ミシュランのマスコットで「ムッシュ・ビバンダム」のことです。星が付いていない店に与えられることが多いが、その基準はコストパフォーマンスを表している。

 調査するお店に、匿名で調査するのを基本にしている。個別の審査員は一人あたり年間130日ほどホテルに泊り、800ほどの自薦のレストラン、240ほどの食事をとり審査している。すべて偽名を使い、3年以内に同じ店を訪れることはない。すべてのレストランは2年に一度、星獲得レストランは年に数回「試食調査」がされている。
 他の調査員が他の地域を訪れ、評価を複数でチェックしている。
 
 世界的に注目度の高いミシュランガイドは、タイヤメーカーの宣伝のために始まったようだが、今では確かな地位を築いているようだ。ほとんど手に取った事がないが、おいしい店にいつかは訪れてみたいものだ。

 本日は、お読みいただきありがとうございました。

長期投資は忍耐!!時間がお金を積み上げる


皆さん、こんにちは。

【長いお付き合いに。】 

  企業の株を、長く保有していると取り巻く経済状況や業界の変化、技術革新、法律の変更、政治的関与など様々な要因が業績・株価に影響を与える。その時々で株価のなどは上下し、株主も不安に思うこともあるだろう。
 不安に陥った時、購入理由をもう一度確認しそれが崩れていないか判断する。もし、企業の力が立て直せないほど深刻であれば売却しなければならないが、少し時間がかかっても解決できるのであれば継続して保有することをお勧めする。

 その際、株価が下がり続けるかもしれない。しかし、企業の問題が解決し企業価値を高めているのが確認できたら、新たな道が開けるかもしれない。なぜなら、株価とは企業の本質的価値の周りで上下し、いい時、悪い時に行き過ぎるからだ。

 もし、株価が企業価値を正確に判断できるなら突発的に短時間で行ったり来たりしない(短時間で企業の価値が数千億も上下しないからだ)。どちらかといえば人気の物差しだろう。株価は問題が解決されても、それが確かなものか市場参加者が確信するまで不安でタイムラグができる。このタイムラグの期間は苦しいが、株を保有しているならば売却・再購入のコストをかけずに配当や新たな資本で再投資でき大きなメリットになる。

【時間がお金を積み上げる】

 我慢しつらい時期を、一緒に乗り越えることができれば企業が価値を高めることで株主に大きく貢献するだろう。その低迷している間に企業は配当を継続したり、キャシュフローが潤沢な企業なら大きく自社株買いをすることもあるだろう。
 そこに、市場がそれに気づけば、株価が上昇を始めます。配当を再配当したり、自社株買いの効果で株価と企業の価値の乖離は大きくなり、低迷時に流出した資金がもし同額程度入ってきたとしても、元の株価以上に上昇する。

 また、企業の業績が非常に好調でも市場に見放され株価がかなり低い水準または、下降している場合に、増配や継続の効果は大きい。なぜなら、株価と関係なく1株配当行われるので配当利回りは大きくなり、複利の力はより大きくなる。

 もちろん、素晴らしいい企業であることが前提条件になる。企業に真の力があれば、時間の経過があなたの資産を増加させてくれるだろう。

皆さんと一緒に企業をみる目を、磨きたいと思います。
本日は、お読みいただきありがとうございました。




トランプ氏 自動車大手3社と会談



皆さん、こんにちは

【トランプ大統領と会談】 

 1月24日にトランプ大統領がGM、フォード、フィアットの3社のCEOと会談を行い。米国内に新規工場建設の推進や、そのための規制緩和、減税を実施することを示しました。

このため、一時的に3社の株価が上がりました。

【そっとしておいて】

 前にGM、フォード・モーターは記事にさせていただきました。正直、そっとしておいてほしかったと言うのが今の気持ちです。このニュースにより自動車業界に注目が集まってしまい、株価も上昇してしまいました。
自動車業界は先日まで、トランプ氏の批判や業界の先行きは不安視されていました。しかし、トランプ氏の協力的な姿勢が好感をもたれ市場に反映されてしまいました。

 これから、徐々に購入していきたいだけに正直残念です。もちろん、まだ高い水準にはないので購入するつもりですが、購入していく間は下がって含み損が出るぐらいがうれしいのですが、このニュースは痛手です。

 高くなってしまえば、購入する株数が減り、配当も減り結局は株価が企業価値の水準に戻った時の資産に影響を及ぼすからです。
もちろん、保有している銘柄の上昇はうれしいですが、購入時は別です。企業価値より低い価格は景気変動やいろいろなショックから、守ってくれるクッションになりいつかは株価が上昇をはじめ、企業の定価に戻っていくからです。

 最近は、市場全体で株価が上昇し銘柄を探すのに苦労しますが、根気よく探していきたいとおもいます。保有している銘柄でハーモニーなどは下降を続けているので、これから徐々に下がってくれればいいと考えています。

この記事で、皆さんがいい企業との出会いの助けになればいいと思います。

本日は、お読みいただきありがとうございました。




保険見直し本舗

ケン・フィッシャーのPSR株分析を読んでみての感想




皆さん、こんにちは

【あの方の息子】

 成長株投資のフィリップ・フィッシャーの息子、ケン・フィッシューが書いたPSR株分析を読んでの感想を書いていきます。
 成長株投資へのこだわりは特に無いのですが、フィリップ・フィッシャーの本も読んだのでよんでみました。参考になることが多くあり、また新しい見方があるのを知りました(読んだのはかなり前になりますが)。

 PSR(株価売上倍率)やPRR(株価研究費倍率)、グリッチなどを使い急成長する株式に投資する方法です。

 簡単に言うと、将来有望な新興企業の業績が一時的に落ち込んだグリッチを呼ばれる手法を駆使して株価に対しての売り上げや研究費の、比率を見極め投資する仕方です。

 売る時期は明言してませんが、割安な時に買ったり企業を分析するところはお父さんに似ているところがあります。
 新興企業は資金や、人材・法的な問題、新製品の利益率の投入時の低さに着目し、解決できるか判断するものです。

【ためになった】  

 書いてあることは多くはないですが、大型株などにも通じる考え方や、一時的な赤字の時の判断材料が増えとても参考になりました。
 お父さんの本は読ましていただいたことがあり、自分の好きな本の一つです。皆さんも機会があれば、手に取ってみるのもいいかもしれません。

短いですが本日は、お読みいただきありがとうございました。



保険見直し本舗

株式投資を始めたい方へ


皆さん、こんにちは。


【不安でいっぱい?】

 これから投資を始めたい方や、株式投資とはどんなものなんだろう?と考えている方々へ。
 儲かるの?危険性は?誰にでもできるのか?などなど不安があると思います。私も初めは不安でした、買う前に本読んだり、インターネット証券を調べたり確かに面倒でした。

 しかし、株式投資に出会えてよかったと本当に思ってます。不動産投資よりリスクは少なく少額で始められ、売買が簡単です。

 今回は、専門的なことはあまり書きませんが、どんなものか少しでも感じ取っていただけたら嬉しいです。
 株式投資には複利という強力なパワーを使うことができます(世界の大富豪の多くもこのパワーを使用しています)。複利は時間を味方に付け、もし皆さんに、ご家族や愛する方がいれば一緒に学ぶことで世代を超えて大きくすることができます。

 まずはじめに、証券口座を持つことです。私は、コストの安さと便利さからネット証券を使用しています。そして、入口は株の情報誌など何でもいいですが、1株でも買うことです。買った瞬間から企業の一部の所有者で、株主です。アメリカ株なら1株から購入できるし、もちろん配当も出ます。

 リスクに関してですが、あなた次第です。信用取引やレバレッジといわれる借金をして、投資すれば危険性や手数料・税金・不安・手間は増し利益は限定的になります(かなり高い確率で勝ち、何をしているか理解できていればいいですが)。

 企業をしっかり調査し、現物取引を行い、高値で買わなければリスクは本当に限定てきで、利益は素晴らしいものがあります。探すのが大変だと感じられるかもしれませが、素晴らしい株の優先順位を考え上位から投資していけば意外とそれほど多くありません。人によって基準は様々ですが、そのうちに見えてきます。

【長期で投資すること】 

 FXや信用取引も経験がありますが、正直大変です。長期取引はコスト、税金を本当に低く抑えられ相続する際に税金は発生しますが、複利の力を残したままわたせます。
定期的に保有銘柄の状態を管理しますが、素晴らしい企業を購入してしまえば、株主は企業に稼いでもらえばいいのです。
 正直あまりすることは多くありません。購入したのを忘れてた人の方がリターンが、よかったケースもあるぐらいです。
 皆さんは、資本主義・自由市場の中にいます。その担い手となって資本という形で、参加すればいいのです。

 学ぶことは多々ありますが、IQも職業も関係ありません。市場の景気変動に左右されることもありますが、よく分析し、置かれた状況を把握できれば慌てることはありません(投資戦略によって対処の仕方は違います)。

 間違いをおかす事もあるかもしれませんが、第一に生き残るこを優先にすれば利益は後からついてきます。投資は投資した本人しか責任はとれないので、後悔しないために自身で選ぶことが大事です。参考にするのはとても大事ですが、最後は自分の決断です。
損失も利益も自分のものです。株式投資は、企業を通していろいろな世界をみせてくれます。

 投資を始めるにしても、やめるにしても、この記事が少しでも参考になればありがたいです。
本日は、お読みいただきありがとうございました。



保険見直し本舗

サウスウエスト航空(LUV) 一風変わったユニークな企業  Southwest Airlines Co.

皆さん、こんにちは。

【LCCの老舗 サウスウエスト航空】 

 日本では近年やっと定着し始めたLCCですが、欧米では古くから親しまれその中でも、アメリカ航空会社で国内線最大手のサウスウエスト航空をご紹介します。

 初めて耳にした方も多いと思いますが、間違いなく優良企業です。日本のLCCは収益悪化から苦しんでいますが、サウスウエストは業績は確実に伸びています。しかも、リーマンショックのさなか破たんした航空会社もあったがサウスウエストはなんと黒字たった。

売上高 (百万ドル)  13年12月 17,699  14年12月 18、605 15年12月 19、648

営業利益 (百万ドル)  13年12月 1、364  14年12月 2、360  15年12月 4、280

純利益 (百万ドル)  13年12月 754  14年12月 1,136  15年12月 2,181

 上記の数値を見ても確実に、業績を伸ばしている。株価50ドル前後、PERは14前後で配当利回りは0.8%で割安とはいいきれないが、決して高くはない。
最近はウォーレン・バフェット率いるバークシャーが購入した航空会社のうちの一社だ。

【他とは一線をかくす企業方針】

 企業理念は『顧客第二主義』『従業員の満足第一主義』を掲げ、その内容に「さっくばらんに、ありのままの自分で、仕事を楽しもう」などがある。
採用の際、ユーモアのセンスを重視し、なんと機内アナウンスでラップを披露する従業員もいるほどだ。

 コスト削減も積極的に行っており、地方空港を数多く結びその稼働率はとても高い。しかし、人件費以外で方法で削減しているが実際には客室乗務員が清掃など複数こなしこれもコストの削減につながっている。いろいろな仕事があるが従業員を大切にする姿勢は、給料や待遇にもあらわれ従業員の満足度は高い。

 このような企業は数少ないが、従業員の意識向上や離職率の低下は年数がたてば大きな企業力になるだろう。欧米の企業はリストラなどあたり前に行うが、その原因は企業トップのミスでありそれを従業員に押し付けているだけである(リストラしない代わりに、業績に関係なく給料を据え置くのとはまた意味が違う)。高い意識で熟練することは、利益に見えないが新規社員の教育費低下やベテランの業務改善力は大きなものである。(もちろん業績に見合う対価を支払ってこそだが)

 負債が少し増加しているのが気になるが、ROE30と高く、利益もしっかりでていてこれからまだ上昇余余地がある。魅力的な企業の一つだ。

本日は、お読みいただきありがとうございました。


保険見直し本舗

株式投資では、キャピタルゲインとインカムゲインどちらが目的?



皆さん、こんにちは。

【上昇相場における購入の難しさ大幅な下落の危険性】

 投資の際、株価の値上がりを目的にするか?配当を目的にするか?決めていますか。もちろん、株の取引を行っているのだから株価の上昇が第一だと叱られるかもしれません。ですが資産を安定的に短期でなく、長期で増加させたい場合に購入時すぐに株価が上昇してもいいのでしょうか?

 2017年1月現在のように米国市場が、楽観的ムードに包まれ上昇相場のなか安全で割安な高利回りの株がたくさん見つかるでしょうか(条件が贅沢すぎますが)?今アメリカに資本が集中しているのだから、買えば利益が出ると考えていますか?

 ブル相場(上昇相場)においてその投機熱がヒートアップしていく時、ニュースや情報誌を見てどの銘柄やどのセクターが上がりそうだと誘惑する中、冷静に購入する株の価値を判断しなければなりません。もし、誘惑に負ければ大きな痛手を負うことになります。

 なぜなら、長期のリターンや大きいリターンを検討した場合(もちろん安全第一ですが)、高すぎる株価は売るには適しても、買いには適さないからです。それが将来の素晴らしい成長株であっても、確かなブランド力に基づいた高収益・高配当企業でもです。
企業の価値(価格)を大幅に上回った場合、次の景気後退時や不測の事態(政治・災害・テロ・戦争・各国摩擦などなど)に株価は大きく下落します。時にその勢いは、企業価値を大きく下回ることも珍しくありません。高値で購入した場合の利益など、一瞬で消え去ります。

 世界の資本も有限です。いつかは、資金の限界が訪れ下降を始めます(市場参加者が100%永久に保有すれば別ですが)。上昇相場期に魅力的な銘柄を、探すのには本当に骨が折れます。

【株式購入の期間】

 インカムゲイン目的で、株価はあまり気にしなてもいいと言う方、本当にそうでしょうか?株価が低ければそれだけ多く株式を所得でき、将来のリターンも大きくなるはずです。しかし、安いのには理由があり安全性の確保ができないと主張されるかもしれません(確かにひどい悪材料のときもl多くあります)。では、なぜ債券ではなく何故、株なのでしょう。また、その株式を個別に納得するまで分析したのでしょうか。
安値を付けている理由があるかもしれませんが、理由が取り除かれていたり、業界・企業の評判だったり現状とズレが生じているかもしれません。

 長年有力な企業で安心していても、企業のブランド力や力が弱まっているたり、業界や規模などの優位性がなくなってきているかもしれません。どんな企業も、株式をしっかり分析しなくてはわかりません。

 自らの条件に合った企業に出会えた場合、株式を購入していく期間によってことなりますが長期投資家にとっては、できるだけ購入期間中は低い株価に収まってくれる方が望ましいはずです。

 理由は同じ値段で、より多くの株を購入できるからです。株価が10ドルから20ドルになった時、1株では20ドルですが5株では100ドルです。また、配当が一株2ドルのとき一株では2ドルですが5株では10ドルです。
 また株価が低迷していて、その期間中に定期的に資本を投入していきながら配当も再び株式購入にあてた場合に株式数は複利的に膨らみ、素晴らしい企業を購入した場合いずれは株価は低値ではとどまれず値を上げます。

 その場合の、利益はキャピタルゲインやインカムゲインだけよりも更に強力になり、値段があまりにも企業の実体とかけ離れれた場合(投機的な値を付けた場合)は売却も検討しなければなりません。売却する率は時々によって異なりますが、その資金をまた魅力的な企業に預けるか、値段が落ち着いたら再び購入してもかまいません(しかし、高値はだめです最低でも定価以下です。)。

 もちろん保有しても構いません。それは個々の状況にお応じた判断が必要になるでしょう、保有し続け税金と手数料から逃れれば将来の大きなリターンを得ることもできるでしょう。また、企業価値の数倍以上に膨れ上がった株価は売却した時のコストを差し引いても、それを他の魅力的な企業に預けたときの方がメリットが長期的にみてあまりにも多いようであれば、そうすべきです。

【証券の安全性は種類ではなく自身で高める】

 債券が安全といわれますが、それは平均で見ればそうなるだけで個々で検討した場合そうであるとはいいきれません。株式と同様に発行元によって左右され、元本保証ではありますが債務不履行の危険性もあり価格の上下や格付けの低いものは投機的な要素が強く出てきてしまいます。

 株式も危険性はもちろんありますが、現物取引なら債券と同じように損失は元本のみです。しかし、その流動性と投機性・株式が持つ権利、企業の業績を反映することから(長期で見れば)利益は債券よりはるかに大きく。
また、選択する企業、購入価格をしっかり選べば証券の安全性を高めることができます。 
 そして、バブルや市場のクラッシュの影響は受けますが、高い安全性は景気変動や不測の事態にも株主を守ってくれます。(市場は利用するもので、未来予知しない方が賢明です。)

 市場が低迷すれば良い銘柄見つけやすく、熱狂時には見かりずらいかもしれませんが景気後退などは誰にも正確に予測はできないので、素晴らしい企業がみつかれば投資すべきでしょう。その為にも証券の安全性を高める必要があります。

皆さんが、素晴らしい企業に出会えますよう願って。
本日は、お読みいただきありがとうございました。
     





保険見直し本舗


成長性の高いグロース株投資は何故かリターンが低いことが多い!?

皆さん、こんにちは。

【誰もが認める成長性に隠された落とし穴】 

 長期にわたり投資する際に以外に思われるかもしれませんが、新興企業やハイテク銘柄、金融業界やメディアで話題の人気のある株は意外とリ投資に対するリターンが低い事が多々あります。今回はこのことについて、掘り下げて行きたいと思います。

 投資先の業績が悪かったり、新興企業やハイテク銘柄が競争に負けて倒産したりするだけではなく、株価が右肩上がりだったり、配当が出ててもこのようなことが起こります。
そんなことは無い株価が上昇しているのだか儲かるよ、と思っている方もいるかもしれません。しかし、安心して長期にわたり高い確率で利益を得ることができるでしょうか?株投資をしているかたは理解していただけると考えていますが、成長株投資は難しくまた不安定なことが多いです

【最近の新興企業でアマゾンを例に挙げてみましょう。】

 皆さんご存知のネット小売り業界において、世界最大で未だに大きな成長率を誇る企業でメディアや金融界でも話題が尽きず人気の銘柄の一つです。
株価は右肩上がりで5,6年で見れば素晴らしいリターンが期待できそうです。では何が問題なのでしょう?

 株の購入価格が問題なのです。ここ数年の急成長は短期での売買で、投機的な動きで利ざやを稼ぐなら問題ありません。しかし、本当に大きいリターンや長期で生涯にわたり成果を出すことを考えた場合、バリュー投資(この投資法も成長性は加味される)やディフェンシング銘柄への再投資法よりも投資成績が時間が経過するほど差が開いてしまいます。

 確かに創業者や初期に投資したメンバーが大成功しているのはいうまでもないが(マクロソフトのビル・ゲイツやJ.ベゾスなどなど)、本当に大きな恩恵を受けるのは注目される前からか一時的に不調に陥り人気がない時に購入した人、成長性を分析し真に理解した人だけであることが多いです。

 株価は2008年11月の40ドル前半から、2017年1月現在は800ドル付近で推移しています。約8年で1900%の上昇率です(驚異的です)。
2016年1月20日は株価は808ドル、PERは185倍、配当利回りはなし。配当は企業成長に使うため無配の方針で、PERは超割高です。成長株は未来の成長(未来の利益)に期待し割高な値段で取引されますが、その未来の利益は実現するのでしょうか?

 確かに2008年リーマンショックのさなかアマゾンに投資できたら、莫大な資産増加が見込めたでしょう。しかし、その間にも大きな下落が何度かあり、先行きが不安ななか保有し続けられたでしょうか?また高すぎる値段であるため、強烈な不況や成長の落ち込みのために高いPERからの落下に耐えられるでしょうか?(私には怖くて無理です。企業の価値や安全についてはまたの機会に。)

【成長株で安全性を高めるため】

 成長株での成功や長期での投資は不可能と言っているのではありません。有名な人ではフィリップ・フィッシャーや息子のケン・フィッシャー、チャーリー・マンガーなど成功した人物はいます(書籍を面白く読ませていただきました)。
成功の秘訣は徹底した企業分析と技術・業界に精通していること、そして決して割高で買わないことです。これはバリュー株投資でも共通していることですが、高値で購入した場合の代償はとてつもなく大きいです。割高で買い下落した場合は、元々企業の現在価値より大幅に高い人気・値段で取引されるため、失望感から大幅に企業価値を下回り推移します。将来的には購入額を上回るとしても、配当も出ず企業としての実績もないため元の水準に戻るには時間がとてもかかり、その間の機会損失は高くつきます。
なぜなら十分な配当がでず再配当できないからです、適正価格で確実に株主還元できるなら無配はむしろ税金が発生しないので配当よりいい場合もあります(伝説の投資家率いるバークシャー・ハサウェイなど)。

 ケン・フィッシャーなどはPSR(株価売上倍率)やPRR(株価研究費倍率)などの指標を使い、グリッチが起きた時に割安で購入したり、フィリップ・フィッシャーやマンガーなどは割高でなければ適正で購入しても将来の成長が補ってくれる考え方です。共通しているのは高値で買わないとことです(長期で保有するなら尚更です)。

 企業の価値より割安で買うのはそれが、不測の事態に大きなクッションの役割をはたしてくれます。必ず長期でみれば企業の価値を上下に行ったり来たりするので、それだけで利益だすこともできます。
 このクッションはできるだけ大きくとるのが賢明です、また時にはあまりいい方法とは言えませんが、企業が倒産しても清算価値で利益を確保することも出来ます(それを狙い敵対的買収をしかけ切り売りする人もいるぐらいです)。

【リターンが低い原因は・・・。】

 最後になりますが人気のある株は、値段が買値が高く売るときは人気が落ち下がり始めだったりするので意外と値段の差が少なく利益も少ない事があります(必ずしも売る必要はないのですが)。投資戦略でも変化しますが高い株は同じ値段で購入する際の株数も減少するし、配当が出ている場合も配当利回りも低くなります。

 投資する方のビジョンを明確にし、しっかり分析することが大切です。目先の利益ではなく継続的に資産を増加できるよう心がければ、迷うことも少なくなると思います。損をしなければ複利に力は時間とともに、思っているよりも早く大きく育ちます。

本日は、お読みいただきありがとうございました。



歴史は繰り返すのか?(リーマンショックや世界恐慌の時にも起きた不動産抵当権ブーム)



皆さん、こんにちは。

 先に述べておくが、この記事は読者の不安をあおりたい訳でも、未来を予言している訳でもない。現実に懸念材料があるので、それを知ってほしく書いています(起きないならその方が良い)。

【世界的金融危機の時に起きている モーゲージ(不動産抵当)債券・証券】

 2008年リーマンショックの引き金になったサブプライムローンまたサブプライム・モゲージともいう。
そもそもモーゲージ債券とは住宅ローンを担保として債券化されたもので、銀行がこの債権を金融機関に売却し、この住宅ローン債権を証券化しモーゲージ証券とし商品化します。この証券を投資家に販売します。
 モーゲージは期限前償還というリスクがあるため、他の同等の格付け債券と比べ高利回りが特徴です。

 サブプライムローンとはプライム層(優良客)よりも下に位置する層向けとして、商品化されたものです。
つまりモーゲージの中でも信用格付けは低く、リーマンショック前にはこの商品が大量にしかも他の商品に組み込まれ販売されていました。(普通はモーゲージは政府系機関が元利払いを保証しています。)

 当時何が起きていたかといえば、所得に見合っていない住宅ローンの審査が不動産の価値が日々上昇していたため承認されていた。買っても損をせず、いずれは売って利益を出すこともできる目論見であった。
しかし、この不動産の上昇は完全にバブルであった。住宅価格が下落し大量の不良債権が出来上がり、後に金融市場は大暴落しリーマンショックにつながった。

 このようなことは、世界恐慌時にも日本のバブル時にもみられ、世界中で周期的に起きているし最近では中国でも懸念されている(モーゲージだけではなく不動産バブルも同様)。
 
【再び繰り返すか米PACEローン】

 PACEローン(Property Assessed Clean Energy = 不動産として評価されるクリーンエネルギー設備)は公的ローン制度だ。日本でも流行っている太陽光パネルや省エネの窓、エアコンの購入を融資する制度で全米で導入されている。

 配管工や修理工の人々がブローカーになり仲介手数料を稼いでいる(一人当たり最低500ドル手数料を稼ぐ事ができる)。問題は訓練や監督を受けていないことだ。

 このローンは不動産価値に基づいており、頭金なしで固定資産税に上乗せされる。PACEは債券へ証券かされ需要は拡大している。
昨年7月に米住宅都市開発省が同ローン付き物件を連邦住宅局(FHA)が保障するローンで購入することを認めた。

 地方政府は融資業者から手数料を受け取っている。また同ローンは優先される債務である。政府が関与していて、格付けも高いことから人気が上昇している。

 気づいた方も多々いると思うが、このローンは借り手の信用は関係なくしかも税金にさらに上乗せされる。販売仲介がプロではなく手数料欲しさに売っている。
 実際には支払いが苦しくなる人が大勢でる危険性があるにも関わらず、政府の後ろ盾や信用格付けが高いことから人気が急速に上がっている。サブプライムローン危機がおきた背景とよく似ている。
 そしてここにきて、株高、新政権への期待、FRBの年数回の利上げ想定など大きなブル相場が始まる下地ができた。新政権が政策を行うようになり、米国以外の国や地域が弱まれば資本が米国に集まり上昇相場に益々拍車が掛り危険だ。

 怖がることはないが、猛烈なブル相場の中では慎重に対処しなければならない。行動にするのは本当に難しいが。

本日は、お読みいただきありがとうございました。



米百貨店メーシーズ ネット小売りに淘汰されるのか? (Macy‘s,inc.)


皆さん、こんにちは。

【業界縮小していく百貨店】
  
 日本でも大手デパートが経営に苦しんでいるニュースが流れるが、アメリカにおいても例外ではないようだ。全米最大手の百貨店メーシーズも、2017年初めに採算の採れない100店舗を閉鎖を発表した。
 百貨店の業績が悪化した要因は景気循環などいくつかあるだろうが、やはり大きな原因はアマゾンを代表とするネット小売りの存在は大きいだろう。
 アマゾンは皆さんもご存じのとおり今や成長企業の代名詞のような企業だが、無配の方針でその資金を倉庫や流通に力をいれ急速に規模を拡大している。

 今やネットで商品を購入することに消費者は抵抗が少なくなってきており、この流れは今後ますます拡大していくだろう。

【百貨店の生き残りをかけて】

 百貨店側も手を打ってきている、上記で記したように店舗閉鎖によりコスト削減、それで得た資金をネット販売に投資する考えだ(配当や自社株買いと実施している)。ネット販売はますます競争が激化しそうだ。
 また衣料品、宝飾品、家具など消費者が高価で現物確認したいものは好調だったようだ。ネット販売は搬送コストが変化してかかる為、実店舗に比べ費用がかかり利益率が低いのも特徴だ。そのためコスト管理を徹底的にし、実店舗独自のサービスの特価、商品を絞り込めればまだ望みはあると考える(デートや、テーマパークにネットだけでは満足できないはずだから)。

【メーシーズの価値】 

 確かに利益は近年減少しているが、PERは9、株価は29ドルと高くはなく、配当利回り5%台と高利回りなうえ自社株買いを積極的に行っている。
 メーシーズの価値はそれだけではなく、不動産としての価値は十分にあるだろう。
 もし生き残ることができれば、長期で大きなリターンを株主にもたらしてくれるのはメーシーズの様な企業かもしれない(しかし、この様な銘柄は忍耐が必要で、経営者の手腕によるところも大きく、事業の優位性が完全に失われた場合の適切な判断が必要になる。そのため判断を誤れば株式は紙くずとなるだろう。)。

 皆さんが投資する際は、よく考慮し判断を下してください。

 本日は、お読みいただき本当にありがとうございました



特別配当もでる フォード・モーター(F) Ford Motor Co.

皆さん、こんにちは。

 前に紹介したゼネラル・モーターズ(GM)同様、本当に人気のないフォード・モーターをご紹介します。

 世界6位の自動車会社でフォード、リンカーンの二大ブランドを持っており大型車・SUVなどを主力に世界展開している企業です。日本市場は撤退を表明しており、近年は工場閉鎖などをしコスト削減に力をいれ、この10年は『ワン・フォード(1つのフォード)』を掲げアラン・ムラーリー前CEOの下、破綻回避や大幅な利益改善につながった。新CEOは自動車メーカーそして、輸送サービスのプロバイダーとして『2つのフォード』を掲げている。

 【変革の時にあるといわれる自動車業界だが・・・】

 米国の自動車業界は他国のメーカーとの争いの激化に伴い、今までと継続して利益やシェアは減少・縮小に向かっているとの見方が強い。懸念はそれだけではなく、電気自動車、自動運転車、ライドシェア(相乗り)などの新規術・新サービスに加えグーグル、テスラ、ウーバーなどの新興企業の台頭がより不安に追い打ちをかけている。

 【消えゆく運命なのか、生き残れるのか】 

このまま衰退していくのか?もちろん近年は外国勢におされ金融危機などがその傾向に拍車をかけ、最近は自国の次期大統領にも圧力をかけられた。
 新技術が明日からすぐ使える用にはならず、長年培ってきたブランド力・販売網に加え、北米などではいまだ人気が高く需要がある。加えてコスト削減策や経済の立ち直りも力になり売上高。利益ともに上昇している。

 新技術への投資がかさみ費用が圧迫されているが、財務状態は決して悪くはない。トヨタ、アマゾン、など他の企業、業種と手を組む動きがみられる。
 
 また、前年同様1株につき15セントの配当プラス1-3月期には特別配当として5セントで合わせて20セントになる(株価は12ドル台でPER6前後、配当利回りは4.75%)。
 
 先の新技術の未来は分からないが、瞬間移動マシーンが発明されたわけでもないのでしばらくは車の需要はあるだろう。私は航空会社同様、しばらくこの状態がつづけば長く株を買っていけるので期待している(アップル社は90ドル台で買い始めたが上昇をはじめ買い増せす魅力が薄らいだため、本当に残念だ今はポートフォリオの大半を占めている)。

 懸念があるとすれば注目度が上がってしまったことだ。評価は現状維持か、下がるのを望んでいる(実質的な価値は失われず)。

 本日は、お読みいただきありがとうございました。