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皆さん、こんにちは。 創業は1987年と歴史は浅いが世界有数のバイオ関連の医薬品メーカーであるギリアド・サイエンス社をご紹介します。 同業他社はジョンソン・エンド・ジョンソンやファイザーなどの有名どころや、アッヴィ、アムジェンなどがあります。紹介した企業と違い現在は...
【ピーター・リンチの株の法則】を読んで
(出典: ・画像 amazon ・出版社 ダイヤモンド社 ・著者 ピーター・リンチ ・翻訳 平野 誠一)
皆さん、こんにちは。
最近読んだ本で、13年間にわたりマゼラン・ファンドを運用し大きな成功をおさめたピーター・リンチという人の本を読みました。
知っている方も多数いると思いますが、読んでみてファンドマネジャーの苦悩や今まで知らなかったプロの方々の制約を垣間見れてとてお面白い内容でした。
【プロならではの難しさ】
本の表紙に運用資産を13年間で777倍に育てたとありますが、そこには個人投資家にない様々な制約や制限があり、それ故に規模の大きなファンドが市場平均を上回る難しさがあるようです。
また、顧客を持つプロであるがため素晴らしいとみつけても購入できない企業や、他の顧客と差をつけないようにするため銘柄選択が限定的になったりとプロならではの障害があるようです。
規模が大きいと小企業の株式は購入は難しく、大きいファンドからは敬遠されがちで自然と大手に目が向き投資先が限定的になりやすい。
また、ポートフォリオの比率にも制限があり、一つの企業の保有株式数にも制限がある為、この制限はファンドが市場平均を上回るのにとても重荷になっているようです(この他にファンドの方針により成長株、値上がり益型、優良株などなど)。
一年ごとや、時には四半期ごとに評価され長期で投資ができず、自然と売買の回転率が上がりコスト上昇につながったり、他のマネジャーと大きく違う行動で失敗した際は責任をとらされる苦悩もあるようです。
もちろん、ファンドの利点もあり大きい資金でプロが分散投資するこによって安全性を高めることが可能になったり、ファンドの種類を選び自身で調べられない企業に投資したりできます。
【個人の利点】
個人投資家の成績はプロに劣るか?と言うとそう断言できない思います。
ファンドは大きくなれば小型の株には投資しにくくなりますし、リスク分散の名のもと集中投資を行いにくい傾向があります。
しかし、個人投資は違います。投資判断は自由です。
例えば、S&P500の市場平均に勝つのが難しいよくいいますが【バークシャー・ハサウェイ】1社に投資したらどうでしょか。
少しズルいと思われるかもしんが、長年に渡り大きく市場を平均を上回ってきました。もし、あなたがアップル製品を使用していて長年投資していたら市場をそれこそ大きく上回っていたはずです。
これは結果論ではなく、今からでもそういった企業に投資するのは遅くないということです。長年の実績や、長期的な成長性・財務の状態、株主還元力、製品やサービスの独自性や開発力、など加味する判断材料はそれぞれですが長期的にみて現在価格より数年先・数十年先に今よりも確実に繁栄し現在価格(株価)に比べ企業価値が上昇しているのであれば安心して購入できます(価格の差は大きければよい)。
確かにハイテク企業は難しく、競争が非常に激しい世界です。またいずれ紹介しますが、ピーター・リンチの株で勝つや、今紹介している本でも出てきますが身近な企業や、理解できる企業に投資できる事の優位性があり一人ひとり違います。主婦の方や、食品業界勤務の方、ゲーム好きの方などその人がみつける事が出来る優良企業があるはずです。
[ピーター・リンチの株で勝つ]や[ピーターリンチの株の法則]は、非常に興味深く面白い内容でした。
一度目を通しても損はしない本だと思います。
本日はお読みいただき、ありがとうござました。
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