アメリカン・エキスプレス 近年の財務情報(2013~2015) 損益計算書編

・2013年12月から2015年12月の3年分の財務データ(連結決算、USD単位)
損益計算書
・売上高
13年 34,392,000,000
14年 35,895,000,000
15年 34,441,000,000
・営業利益
13年 7,888,000,000
14年 8,991,000,000
15年 7,938,000,000
・経常利益
13年 7,888,000,000
14年 8,991,000,000
15年 7,983,000,000
・当期純利益
13年 5,359,000,000
14年 5,885,000,000
15年 5,163,000,000

<感想>
 今回は近年のデータで三年分で少し比較するにはもの足りない気がするがご容赦ください。
 上記を見てもらうと、13年14年と伸びているが15年と4項目すべての数字で落ち込みがみられる。
 2015年はコストコとの提携解消が発表された契約終了は2016年、詳しい情報は近年のニュースなど特集を組みたいとおもうが十数年の提携が終わりコストコはアメリカン・エキスプレスのローン残高の20%前後だったようだ。
そのことが財務圧迫の原因かは現時点での調査では言い切れないが一要因であることは確かだと思われる。
 コストコは近年日本にも出店してきた倉庫型の小売店で年会費を払い入会し買い物するスタイルである。自身も今は入会していないが何度か足を運んだ事があるがその時にアメリカン・エキスプレスの入会を勧めていた。
 話が少しそれてしまったが、次回は貸借対照法やCF計算書も検討します。
 これまでブラックカードといえばアメックスというように確かなブランド力、サービス確実な成長を歩んできた同社の落ち込み。
 過去には従業員などの不正もあったようでそれでも、しっかり立て直し今に至る実績がある。
つまり今の状況は一時的なもので数年後には盛り返し投資の機会といえるのか、それともこのまま後退してしまうのか。しっかり見ていく必要がある。
 本日はお読みいただき、ありがとうございました。


<用語>
損益計算書(そんえきけいさんしょ)
 →企業のある期間の経営成績を表す計算書、収益(+)や費用(-)を差し引き利益を表すものです。
売上高(うりあげだか)
 →営業活動(製品・商品・サービスなどの販売)によって得た利益の事
営業利益(えいぎょうりえき)
 →本業の営業活動によって得た利益を表す数字。
売上高から売上原価、販売費、管理費など経費を差し引いて残った利益。
経常利益(けいじょうりえき)
 →営業利益に財務活動などの本業以外の損益を加えて計算したもの、本業の営業利益などと見比べ企業の財務の力強さを見るもの。
当期純利益
 →当期年度の経営利益に特別利益、損失を加・減算し法人税などを控除(差し引いて)して出されたものでその年度の、最終の成果としてみる

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