金鉱株は市場のクラッシュに有利か・・・???

皆さんこんにちは。
今回は金鉱株について書かせていただきます。

?まずそもそも金鉱株とは?
 金属のGOLD(金)の鉱山を持ち、採掘・探鉱・生産などする企業の事です。

代表的な銘柄は
 バーリック・ゴールド(Barrick Gold Corporation)
 ➝カナダの会社で金の生産に関しては世界第1位。
   買収を多数行い成長してきた。
 ニューモント・マイニング(Newmont Mining Corporation)
 ➝世界第2位で全米第1位の産金会社である。

 上記2銘柄がアメリカに上場している主な株式です。その他にも世界にはいくつかあり、日本では住友金属鉱山やハーモニー・ゴールド・マイニング(南アフリカ3位の産金会社)などがある。ちなみにハーモニーは少しだが所有しています。理由は下記に記しておきます。

  【金鉱株の特徴】
 金鉱株は企業の経営・財務の状態はもちろんのこと、景気の動向や金価格に大きく左右されます。その値動きは荒く、金の相場よりもはるかに大きく値が動きます。

 景気の動向でみれば、アメリカ大統領選挙前は世界的なリスク回避で金そものや、金鉱株が買われていました。しかし、今現在はと言うとトランプ氏が当選し金価格は下落、金鉱株もあまりよくありません。

 長期的にみれば2008年以降、現物資産で金はとても人気があり金価格は上昇してきました。下がったとはいっても価格の水準をみると、10年以前と今では大幅に値上がりしています。

 金鉱株は2008年リーマンショック時に大幅に値上がりしています。それからは、下落が続いています。もし仮に世界的な景気悪化などが起これば、同じような値動きをする可能性はあるでしょう。
 
 しかし、金自体を見てみますと元素記号はAuで柔らかく、電気伝導も良く加工がしやすいので装飾品や金の延べ棒、でスマホやPCなどの精密機器の工業用品としてつかわれてきました。ほかの金属と比べてみると工業用としてはあまり大きな需要があるとは思えません。つまり金を資産価値として以外あまり需要がないといえそうです。(将来は技術革新によりなにがあるかわかりませんが)

 このような推測から、今のところ金鉱株は金の用途というよりかは金のブランド力、価値は下がらないという人気で支えれているとみていいと思います。

【これからの動向は?】
 株式市場は次期大統領への期待感からか、強烈なブル相場で市場は楽観的でこの前までのEU
危機や中国経済の懸念など忘れてしまたかのようだ。債権や金からは資金が株式へ移り、金鉱株は日を追うごとに下がっていている。しかしここで問題なのは、経済のファンダメンタルズは市場について行けてないという事だ。
 過去の市場で繰り返されてきたことだが、行き過ぎた期待感か過度の投機マネーが流れ込めば政府は利上げを急いで行わなければならず、利上げが急速に進めば景気の減速につながる。そうならば市場は一気に冷え込むことになる。だが政策の効果は利下げでも、利上げでもタイムラグがあり忘れた頃にやってくる。

 私はハーモニー・ゴールド・マイニングの持ち分を増やしています。理由は借金が無いのと、金の質の向上を努力していてコスト削減もコツコツ頑張っているところが気に入りました。
 まだブル相場が当分続きそうなので持分をゆっくり増やしていきたいと思います。(この買いは投機的な動きになるので、決しておすすめしているわけではありません)

 金への信仰がつづく限りは、金鉱株に危機の際は分があるとおもいます。しかし長期的にはどうなるか分からないので、あまり長期投資には向かないと考えています。

 本日はお読みいただき、ありがとうございました。 

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