特別配当もでる フォード・モーター(F) Ford Motor Co.

皆さん、こんにちは。

 前に紹介したゼネラル・モーターズ(GM)同様、本当に人気のないフォード・モーターをご紹介します。

 世界6位の自動車会社でフォード、リンカーンの二大ブランドを持っており大型車・SUVなどを主力に世界展開している企業です。日本市場は撤退を表明しており、近年は工場閉鎖などをしコスト削減に力をいれ、この10年は『ワン・フォード(1つのフォード)』を掲げアラン・ムラーリー前CEOの下、破綻回避や大幅な利益改善につながった。新CEOは自動車メーカーそして、輸送サービスのプロバイダーとして『2つのフォード』を掲げている。

 【変革の時にあるといわれる自動車業界だが・・・】

 米国の自動車業界は他国のメーカーとの争いの激化に伴い、今までと継続して利益やシェアは減少・縮小に向かっているとの見方が強い。懸念はそれだけではなく、電気自動車、自動運転車、ライドシェア(相乗り)などの新規術・新サービスに加えグーグル、テスラ、ウーバーなどの新興企業の台頭がより不安に追い打ちをかけている。

 【消えゆく運命なのか、生き残れるのか】 

このまま衰退していくのか?もちろん近年は外国勢におされ金融危機などがその傾向に拍車をかけ、最近は自国の次期大統領にも圧力をかけられた。
 新技術が明日からすぐ使える用にはならず、長年培ってきたブランド力・販売網に加え、北米などではいまだ人気が高く需要がある。加えてコスト削減策や経済の立ち直りも力になり売上高。利益ともに上昇している。

 新技術への投資がかさみ費用が圧迫されているが、財務状態は決して悪くはない。トヨタ、アマゾン、など他の企業、業種と手を組む動きがみられる。
 
 また、前年同様1株につき15セントの配当プラス1-3月期には特別配当として5セントで合わせて20セントになる(株価は12ドル台でPER6前後、配当利回りは4.75%)。
 
 先の新技術の未来は分からないが、瞬間移動マシーンが発明されたわけでもないのでしばらくは車の需要はあるだろう。私は航空会社同様、しばらくこの状態がつづけば長く株を買っていけるので期待している(アップル社は90ドル台で買い始めたが上昇をはじめ買い増せす魅力が薄らいだため、本当に残念だ今はポートフォリオの大半を占めている)。

 懸念があるとすれば注目度が上がってしまったことだ。評価は現状維持か、下がるのを望んでいる(実質的な価値は失われず)。

 本日は、お読みいただきありがとうございました。

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