税金・手数料についての考え方


皆さん、こんにちは。

 先に断っておきますが、税金は国を維持また、繁栄の為必要なものでそれを否定するものではありません。
 
 投資活動を行う上で税金や手数料の増加は、長期でみた場合大きな負担です。複利で照らし合わせるとコスト削減したときと、そうでない場合とでは本当に大きな差になります。
 世界の投資家はコスト削減に力を入れています。

 米国株投資をしている方は、為替にも手数料がかかり発生した利益にも国内以外にアメリカの税金も負担しなければなりません。その他に取引を行っている証券会社や銀行の手数料、またファンドや金融商品を購入されている方は実感はないかもしれませんが、その運営しているプロの方々の費用も負担していることになります。

 売買の損得以外でも、売買自体、商品を保有しているだけでも費用が発生している事になります。つまり売買の回数が頻繁に増えればそれだけ、株価の下落による損失だけではなくコストが上乗せされていきます。
 アクティブ系の商品は売買の数が自然と増えるので、コストが自然と増加します。それを補う為にレバレッジを効かせ過ぎるとより短期に、売買の回数が増えます。

 最近はFXやCFDなど証券会社がよく宣伝していますが、証券会社の収益は手数料が多いので皆さんにより多く売買していただきたいのです。このように顧客と企業側で利益が反する場合の問題は深刻で、実際それで裕福になっている方もおられますが綱渡りのようなものです。
 これは金融機関が悪いのではなく、そういう仕組みなのです。本当に将来 資産を築きたければ真剣に考えなければなりません。

 今はネット証券の台頭により、安い手数料やアクティブ投資家向けに定額制の手数料など随分改善はされてきました。ですが金額の増加や売買の回数が増える度、税金・手数料の増加は避けられません。

 世の中の資産を築いている人はどの様に対処しているのでしょうか?
ある人は税金の安い国や地域に移動または、そこで会社を運営・投資しています。
ある人は売買を抑えるため優良企業に、他からの収入をあて資産増加を見込み売買を極力減らしています。
 有名なウォーレン・バッフェト氏は、昔は違いますが現在は自身で運営しいる企業の株式のみを保有しています。この企業は保険事業を行いそこで得たキャッシュフローで株などを長期で運営しています。同企業は莫大な資産や収益があるのにもかかわらず配当を一切出してはおらず、配当にかかる株主の税金などのコストを投資にまわし企業価値を高めています。(バフェット氏自身も給与は他の上場企業のCEOと比べると以上に低いです)
 同社の株価チャートをみれば分かるのですが、アマゾンやアップルほどの成長率ではないが金融危機にもほとんど波立たず、確実に企業価値が増加をし尚且つ強固な財務状態を有する他には例がない企業といえるでしょう。 

 配当が無いうえに、同社自身が投資活動を行っているため一度購入すれば資産の増加と共にかかる費用は売却したときに大きくかかる以外は、他に比べ極めて少ないといえる。

 皆さんに本業があり、貯金の代わりに資産増加を見込みたい方はインデックス系の商品やリスクの低い金融商品に分散させている商品を購入するのはとても賢く賢明なことだと思います。
 しかし、あなたに投資に許される時間と情熱があるなら、自ら学び投資することでコストを大幅に引き下げることが出来ます。
 投資の方法は多々あり正しいものはありませんが、皆さん自身に合う方法があると思います。
機会があればぜひ探究してみてください。

本日は、お読みいただき本当にありがとうございました。

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